経営計画・経営方針とは(2/3)|SMCブログ|ストリーム経営コンサルティング株式会社
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経営計画・経営方針とは(2/3)

2015年11月 1日

3.年度経営計画の策定

第2章では、中期経営方針策定の概要をご説明しました。それを年度に落とし込んだものが年度経営計画です。3年後のありたい姿を強くイメージしながら、最初の1年にどこまで到達すればよいかを明確にし、具体的な計画も策定します。

ここでこれらの経営計画の策定について、誰が策定するべきかを、まとめてご説明します。

あえて作成すべき対象者をご説明するのは、経営計画は等級(役職)ごとに関与する役割が異なるためです。慎重に役割分担させなければなりません。

 

なぜ「慎重に」と申し上げているかをご説明します。コンサルティング着手時によくお見受けする失敗例があります。部課長が頼りないという経営陣の判断のもと、若手のエース級社員(課長代理、主任クラス)を集めて、経営計画を策定するケースです。

 

確かに、部課長が策定した経営計画よりも、実務に立脚した経営計画を策定できるケースがあります。しかし、それを実行しようとしても、部課長が「それは部下が勝手に策定したものだから、俺たちは知らない」となって運用できないのです。下手をすると、部課長と部下の間に無用の対立を招きます。

 

従って、運用可能な経営計画を策定するには、慎重な役割分担が求められるのです。

 

1)中期経営計画の策定責任者

 

中期経営計画は3年後のありたい姿を規定しますので、将来構想を描く責任者ということになります。

これらの責任者は、役員になります。経営者がVisionを示し、経営機能それぞれの管掌役員が部長クラスと相談しながら策定します。

最後に経営者が審査し、承認します。

 

2)年度経営計画の策定責任者

 

年度計画の策定は様々な階層の社員が関与します。

年度経営計画は、中期経営計画と同様に、年度課題、年度目標、年度戦略、年度戦術を記述します。そして具体的な実行計画まで策定することが必須となります。

 

本部レベルの年度課題、年度目標は、管掌役員が部長と相談しながら策定します。

年度戦略(部レベル)は部長が課長と相談しながら策定します。必要に応じて管掌役員が支援します。

この段階で、経営者が審査し、承認します。

経営者が承認したら、年度戦略(部レベル)は、その後、課別に策定し、これは課長が課長代理と相談しながら策定します。必要に応じて部長が支援します。

この段階で、管掌役員が審査し、承認します。

年度戦術は課長代理が係長・主任クラスと相談しながら構築します。必要に応じて課長が支援します。

 

このように役割分担を明確にして策定・構築していくことが求められます。

次の等級別の役割分担を参考にしてください。

 

下図:等級と役割分担

等級と経営マネジメント.png

次は、具体的な年度計画の策定についてご説明します。

 

 

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